3ds Max USD3.0 対応 V-Ray ベータテスト
ご存じのとおり Autodesk は 3ds Max の USD サポート強化に取り組んでいます。 Autodeskチームは V-Ray 関連の全てをUSDに接続する為の SDK を親切に提供してくれました。早速Chaos社で実装した所、V-Ray マテリアル、テクスチャ、ディスプレイスメント、ライトなどは適切に USD にエクスポートされる事を確認しました。
V-Ray データを USD にエクスポートできるベータビルドをここから試す事ができます:
https://drive.google.com/drive/folders/1oHvDBl6OSIk0iHPhn-2ZjM19wOxEXwy3?usp=sharing
このビルドに関する注意事項:
- これらのビルドは現在テストのみを目的としており、未知の不具合がある可能性があります
- 最新の 3dsMax 2023/2022 + 3dsMax USD 3.0 が必要です。
- 現時点ではUSDへのエクスポート機能のみを追加しました。3dMaxで USD データ内のV-Rayのプロパティレンダリングは VRayScene オブジェクトノードを介してのみ行う事ができます。(3dsMax側のUSD読み込み経由はまだV-Rayデータを未サポートです。将来的には3dsMax側のUSDローダーでもVRayプロパティが扱える様になる筈です。)
- エクスポートされた USD ファイルは、V-Ray for Maya および Houdini のUSDステージャーでは適切に使用されるはずです。
- 現時点でUSDにエクスポートをサポートしていない項目:
V-Ray object properties
VRayClipper
VRayDecal
VRayFur
VRayEnmeshMod
Chaos Scatter
VRayVolumeGrid
・V-Ray関連の属性をUSDにエクスポートする為に以下のチェックを確認してください:
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