Chaos Unboxed ロードマップをアナウンス
私たちは今、ビジュアライゼーションの新たな夜明けを迎えようとしています。エキサイティングなツールとテクノロジーにより、誰もが制限なく想像できるあらゆるものを作成できるようになります。そして、Chaos はこのクリエイティブな革命の最前線に立つことを決意しています。Chaosは現在、次の事に取り組んでいます:
V-Ray
まずは、業界をリードするフォトリアリスティックなレンダリングソリューションである V-Ray から始めます。オープンソースの3Dソフトウェアである「Blender」は、大規模で情熱的なユーザーベースを構築しており、その定期的なアップデートと無料である事で、完全な初心者から大規模なスタジオまで、あらゆる人々を魅了しています。 最新のBlenderに対応したV-Rayがリリースされるかどうかよく尋ねられますが、答えはこうです「はい、リリースされます!」ご期待ください。
また、V-Ray は、さまざまなプラットフォームやツール間での互換性とアクセシビリティを確保するために大幅な機能強化が行われます。私たちは、V-Ray と Enscape のブリッジ、USD と MaterialX のサポートによってこれを実現してきました。これにより、お客様は世界中のプラットフォームやスタジオでシームレスに作業できるようになります。
Enscape
私たちは V-Ray と Enscape の機能セットをより緊密に連携させ、シームレスなワークフローを確保し、EnscapeユーザーのFOMO症状を解消します。またCloudコラボレーションのサポートと、ENSCAPEからChaos Cosmosライブラリ内の 5,000 のアセットへのアクセスサポートにより、プログラム間でシームレスかつ恐れることなくプロジェクトを移行できます。
また、建築家が好む機能も Enscape に追加しています。それは、BIM モデルの作成および変更時にエネルギー効率を分析するリアルタイムの建築パフォーマンスモジュールです。
それだけではありません。Enscapeは、プロンプトからスタイル化されたビジュアルをレンダリングするためのAIを活用したリアルタイムソリューションに加え、統合されたGPUとモバイル表示機能も提供します。 今度は逆にV-Rayユーザーの皆さんがFOMOになるかも!?
Corona Renderer
使いやすさと高品質の出力で評価の高いフォトリアリスティックレンダラーChaos Coronaでは Coronaから .vrsceneファイルの直接出力サポートによるChaos Vantageのサポート、Chaos Cloudのサポート、Cloud Collaboration、のサポート等、チームワークとワークフローの効率を強化しています。
Vantage
現在、これほど多くの映画に日没や日の出のシーンが登場するのか疑問に思ったことはありませんか? それは全てLEDステージのおかげで、監督、撮影監督、VFX アーティストが完全にカスタマイズ可能な背景を持つ仮想設定の前に俳優を配置できるため、一日中いつでもゴールデンアワーのようなショットを撮影できるようになります。
Chaosは、Vantage for Virtual LED Stage を開発して、Chaos Vantage の最高のビジュアルをこの先駆的なVFX技術に導入する事に取り組んできました。この統合は、どのデジタルコンテンツ作成 (DCC) パッケージを使用しても、3D モデルから最終ショットまでのワークフローが完全にシームレスであることを意味します。これらの壮大な環境を自分でチェックする必要がある場合は、VRヘッドセットがサポートされます。
Cylindo
Cylindo ユーザーは、AIによって生成されたインスタントなライフスタイルイメージを Cylindo Studio に統合することにより、環境構築テクノロジーの恩恵を受ける事ができる様になります。製品のビジュアルを、事実上無制限の環境で製品を紹介する、驚くほどフォトリアルな製品イメージに即座に変換できるようになりました。
また、インスタントビジュアリゼーション・サービスのた為のカスタマーポータルを導入し、デジタルマーケティング、マーチャンダイジング、ブランディングチーム向けにコンテンツを作成および配布するためのワークフローを強化しています。
Chaos Cosmos
AIの追加: Chaosエコシステムの重要な部分になりつつあるアセットライブラリであるChaos Cosmosには、チャット型のマテリアル作成機能を追加します。言語ベースで希望するマテリアルを指定し、キズやロゴを追加したり、より金属的な質感にしたり、プロジェクトの正確なニーズに合わせてアートディレクションを行えます。
ストーリーテリング・プラットフォーム(Project Exlipse)
新しいストーリーテリング・プラットフォーム(Project Exlipse)は、迅速な建築ビジュアライズストーリーテリングの為の独立した製品です。このソリューションは、EnscapeまたはV-Rayから直接シーンを読み込み、シーンを迅速に強化し、デザインのバリエーションを探索し、可能性をアニメーション化し、さらには群衆や車両を調整することさえ可能にします。
ストーリーテリング・プラットフォーム(Project Exlipse)は、Chaosがサポートする全ての製品で機能するため、すぐに作業を開始できます。
クライアントとのコラボレーションとレビューがよりスムーズに (Project VISTA)
Chaosは、チームやクライアントの場所、デバイス、さらにはプラットフォームに関係なく、リアルタイムの3Dデザインレビューとシームレスなコラボレーションを可能にする等、デザインのコラボレーションに革命を起こすことを目指しています。
アクセシビリティを優先し、フォトリアルな 3Dエクスペリエンスを通じてエンゲージメントを促進することで、建築家、デザイナー、アーティスト、クライアントがつながり、コミュニケーションする方法を再定義し、障壁を取り除き、全ての人にとって真に統一されたエクスペリエンスを提供します。


最新記事 by Yamauchi (全て見る)
- V-Ray ルミネアライト - 2024-11-22
- V-Ray 7 for 3ds Max パブリックベータ - 2024-10-07
- Chaos Unboxed ロードマップをアナウンス - 2024-02-28