V-Ray 7 for 3ds Max パブリックベータ
Chaos社は、V-Ray 7 for 3ds Maxのパブリックベータ版を開始致しました。
このプレビュー/ベータ版は、有効な V-Ray Solo/Premium/Enterprise サブスクリプション契約を結んでいる全てのユーザー様がテスト頂けます。(V-Rayサブスクライセンスがあれば動作します。)
評価ライセンスでもV-Ray 7 をテスト可能です。
クリエイションを革新
クリエイションを高速化し、生産を合理化するように設計されたテクノロジーのサポートにより、ワークフローに革命をもたらします。
ガウシアン スプラットのサポート
革新的なガウスシアン・スプラットのサポートにより、シーン内に現実の建物を簡単に配置したり、複雑な3D環境を配置してレンダリングに追加できます。高いメモリ効率で、写真からスキャンされた詳細なディテールのモデルをシーンに合成できます。
Metashape 2.2 Standard版 + PostShot で簡単にガウシアンスプラットが作成できるのでお試しください!
自動バーチャルツアー
V-Ray 7 と Chaos Cloud はダイレクトに統合されている為、全てのツアーホットスポットが自動的に生成され、パノラマ バーチャルツアーを簡単に作成できます。手動のセットアップは必要ありません。クライアントの期待と反復をシームレスに管理し、没入型でインタラクティブなプレゼンテーションを可能にし、余計なやり取りを削減します。
VFB内でさらに高度なクリエイティブをコントロールできます
V-Rayフレームバッファーでレンダリングを微調整する、新しい可能性を解き放ちます。
自由形状のレンダリング領域
VFBでカスタム形状のレンダリング領域を定義する事で、シーンの特定の部分だけを更新確認できます。任意の形状で複数の領域を作成し、微調整したい領域に正確に反復レンダリングのフォーカスを当てる事ができます。
ヴィネットレイヤー
VFBの新しい柔軟性の高いヴィネットレイヤーを使用して、レンダリングにビネット効果を後から簡単に適用できます。ヴィネット形状をカスタマイズし、レンダリングの任意のエレメントに適用すると、正確でカスタマイズされたヴィネット結果が得られます。
完璧なスキャッターからシーンのエクスポートまで、全てが高速化されています。
高度なChaos Scatterのインスタンス化と配布オプションを使用すると、スキャッターに求める結果をこれまでよりも迅速かつ簡単に実現できます。
インスタンスブラシ
新しいChaosスキャッターのブラシ機能を使用して、スキャッターをアーティスティックに配置コントロールできます。必要ば場所にディテールを追加したり、不要なオブジェクトをすばやく削除したりできます。
分布マップ
新しくChaos Scatterの分布マップを使用すると、マップを使用して分布エリアのさまざまな密度スタイルを簡単に選択して切り替えることができます。シーンのリアルな外観を実現したり、前例のない速度でインスタンスの分布を実験したりできます。
大量のインスタンスがあるシーンのエクスポートを高速化
Chaos Cloud または V-RayレンダーファームにJOBを送信する際に、インスタンスの多いシーンを迅速にエクスポートして時間を節約します。Chaos Scatterの設定は新しいV-Rayスタンドアロン用のスキャッタープラグインのパラメーターとしてのみエクスポートされるため、.vrsceneサイズが削減され、エクスポートが劇的に高速化されます。
シーンを正確に照明
さらにリアリスティックな照明と、昼と夜の間の絶妙な空の変化を簡単に表現できます
V-Ray Luminaires (V-Rayルミナリーズ)
コースティクスを含む複雑な照明器具の光の放射分布を4次元でファイルにキャプチャし、後で複雑なサンプリング無しで再現する事ができます。V-Rayルミナリーズは現在Chaos Cosmosの照明モデルの一部として利用できます。
改良されたPRGスカイモデル
太陽が地平線から下に位置した状態の空の変化サポートするようになった改良型PRGスカイモデルを使用して、よりリアルで臨場感あふれる空のアニメーションを作成できます。さらに、最大数キロメートルまでのさまざまな観測高度で空をレンダリングできます。(※V-Ray Sunの雲を上からレンダリングする事はできません)
FireFly (白いドット)のスマートアルゴリズムによる削除 (実験中の機能)
レンダリングに現れるFireFly (白いドット)は、V-Rayに限らず全てのパストレーサーレンダラー(乱数サンプル)で必ず遭遇する問題で、これをポストエフェクトではなくパストレースの段階で削除するのは業界でも最も解決が困難な問題とされてきました。V-Ray 7 ではスマートな解決方法により、FireFly (白いドット)を自動的に抑える画期的な機能を実験的に実装しています。ポストエフェクトでは無いので、意図的なグリッター(ラメ塗装や細かい波など)のハイライトまで削除する事はありません。以下のサンプルは必ず 1440p の高解像度版で確認してください。
レンダリング速度が向上し、ワークフローをより直感的にします。
新しいコントロールとUIの機能強化により、レンダリングパフォーマンスを最適化し、ワークフローを合理化できるように設計された強力な新しいV-Rayツール郡を試してください。
V-Rayプロファイラー
シェーダとボリュームの計算、シーンのエクスポート、ジオメトリとディスプレイスメントのコンパイル、ビットマップのロードなどに費やした時間に関するレポートを取得します。シーン内の全てのホットスポットを特定し、パイプラインを最適化してレンダリングをさらに高速化します。 Memory Tracker と組み合わせてさらに多くのデバックデータを取得できます。
V-Rayリスターのジオメトリタブ
V-Rayの機能を一括管理するV-Rayリスターにオブジェクトタブが追加され、V-Ray ジオメトリオブジェクト (V-Ray ファー、デカール、クリッパーなど) を一括管理および調整できるようになりました。
V-RayリスターUIのさらなる拡張
V-Ray ListerのUIも更新され、操作が強化されました。設定管理を容易にするフィルタリングオプション、リスター内で複数のV-Rayジオメトリを直接制御する機能、外部ファイルをロードまたは置換する簡単な方法、さらに多くの改善を導入しています。
GPUレンダリングの強化
V-Ray 7では、より高速でさらに効率的なレンダリングが実現し、V-Ray GPUに待望のコースティクスのサポートが導入されています。
最初のピクセル表示までを短縮
Chaos Scatter またはサードパーティのスキャッタリング・プラグイン、テクスチャの多いシーン、GPUへのシーンデータのアップロード、およびジオメトリコンパイル時間などの最適化により、最新GPUで最初のピクセル表示までの時間が短縮されたインタラクティブ レンダリングを体験できます。
GPUコースティクスのサポート
V-Ray GPU はコースティクスレンダリングをサポートするようになり、リアルな反射と屈折の表現が可能になります。フォトンマッピングを使用してGPUリソースを最大限に活用するように最適化されており、CPUレンダリングと比較して大幅に高速なパフォーマンスを実現します。
新しいテクスチャーのアウトオブコア
アウトオブコア テクスチャの新しい実装により、テクスチャの多いシーンをさらに効率的にレンダリングできます。テクスチャを圧縮したり、低解像度に再変換する必要が無くなり、シェーディングの品質を犠牲にすることなく、シーンに驚異的なディテールを追加できます。
イベントやります!
2024年11月7日に秋葉原 (浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス)で「Chaos Unboxed Japan」を開催致します!
V-Ray 7 最新情報、ENSCAPE 最新版、ANIMA ALL、ゲストスピーカーによる講演など。
Chaos社の最新情報をお届け致しますので、ぜひご参加ください。参加無料です!
参加申し込みページはこちら
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