V-Ray for Maya 既知も問題 (MtoA起因)
Chaos社は、以下の不具合の報告に遭遇し、調査の結果それらが V-Ray に関連する「問題ではない」事を確認しました。この不具合はV-Ray 6.x for Maya、V-Ray 5 for Maya の全てのバージョンが該当します。
これらの問題は Maya の Arnold プラグイン(MtoA)に関連しており、Chaos社側では対処する事ができません。この不具合はChaosから正式に Autodesk 社に報告されています。
※2022年11月25日現在まだ不具合の解決は確認されていません。
現在、これら問題を回避するには、Arnold プラグイン(MtoA)がMayaにロードされていないことを確認します。(ウィンドウ >> 設定/プレファレンス >> プラグインマネージャー >> motoa.mll のロード、自動ロードのチェックを外して閉じる)
症状その1:
・V-Rayのバッチレンダリングでフリーズもしくはクラッシュする
・VRSCNE 出力フェーズでフリーズする
これは Arnold が原因で mtoa 5.1.0 以降で発生し、V-Ray for Mayaを使用していない場合でも発生する事が報告されています。
症状その2:
・Chaos Cosmos アセットをインポートするとクラッシュする
これは Arnold が原因であると思われ、mtoa 5.2.0 以降で発生します。
これは、Arnold が常に V-Ray をオーバーライドする独自の .tx テクスチャハンドラをインストールするために発生します。 Arnold .tx ハンドラは、.tx テクスチャで使用するすべての機能をサポートしているわけではない点が原因です。
これらの問題の修正を確認できる Maya のアップデートがあった場合、この記事を更新致します。
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