最新の更新では、RTXサポート、デカールサポート、およびジオメトリとマテリアルの管理を容易にするための多数の便利な改善が導入されています。 V-Ray for Grasshopperには、RhinoとGrasshopper間のワークフローを改善するための多数の改良も組み込まれています。
V-Ray Next for Rhino, update 1 には、パフォーマンスの最適化、UIおよびワークフローの改善、V-Ray for Grasshopperの強力な新機能などの便利な機能が満載されています。
NVIDIA RTXテクノロジーを利用してV-Ray GPUの速度をアクセラレートできます。
*RTXをサポートするGPUデバイスが別途必要です。(RTXは純粋にアクセラレーション効果です。RTXサポートGPUが無くてもV-Ray GPUは利用可能です。)
プロキシメッシュを読み込みまたは作成すると、V-RayはProxy用のマテリアルスロット・セットを自動的に生成し、マテリアルの管理を容易にします。
選択したジオメトリ(と適用されたマテリアル)だけを含む.vrsceneファイルをエクスポートできます。
すべてのシーンマテリアルの基本的なシェーディング構造をアトリビュートとして分離しました。ユーザーは必要に応じてアトリビュートを追加または削除してマテリアルを構築できます。
V-Rayカラーピッカーに搭載された新しいカラーアシスタント機能を使用して、適切な色相、彩度、値のバリエーションを選択できます。
V-RayスクリプティングAPIが拡張され、レンダリングを開始するためのより多くのオプションを提供します。 .vroptファイルから設定を保存およびロードしてシーンのセットアップをさらに制御できます。
Rhinoの「デカール」機能のサポートにより、ポスター、ラベルなどを簡単に追加できます。デカールは、RhinoネイティブマテリアルとV-Rayマテリアルの両方で機能します。
サポートするRhinoのバージョンや、V-Rayに必要なプログラム(V-Ray Rhino/V-Ray CLOUD/V-Ray Swarm/License Server)は全て1つのインストーラーでインストールできるようになりました。個別にダウンロードする必要はありません。
ビットマップノード、頂点カラーノード、360 VRパノラマカメラレンダリング等多くのV-Ray Grasshopperノードが追加・強化されています
"Update 1"では、Rhinoとのより緊密な統合が大きな改良点となっています。深い統合によりRhinoのマテリアルパネルでV-Rayマテリアルを直接作成できます。さらに、ドラッグアンドドロップでシーンオブジェクトまたはレイヤーに直接マテリアルを簡単に適用できるようになりました。
"Update 1"ではCryptomatteレンダーエレメントをサポートし、PhotoShop等での後編集でオブジェクト別の選択(マスク)を容易にします。さらにV-Rayカラーピッカーには、ケルビン温度スライダーも導入されており、ケルビン温度に対応するRGBカラーを自動的に生成します。
Update 1には、Grasshopperに高度なアニメーション設定を作成できる機能が導入されました。さらに、Grasshopperで作成したシーンをVRSCNEやVRMESHにエクスポートできるようになりました。出力したVRSCNE/VRMESHを他アプリケーションのV-Rayで読み込んだり、V-Ray CLOUDでレンダリングさせる事ができます。
Update 1ではレンダリング反応速度向上が行われています。カメラ、照明、マテリアルの編集時に素早く反応するCPUインタラクティブレンダリングと、GPUレンダリングの動作を改善する新しいライトキャッシュアルゴリズムが採用されています。
V-Rayには2つの強力なレンダリングエンジンがあります。CPUまたはGPUアクセラレーションにより、プロジェクト作成やハードウェアに最適なエンジンを使用できます。
設計中にインタラクティブにレンダリングできます。ライトやマテリアルを微調整し、結果を即座に確認することができます。
V-Rayの新しいDenoise[デノイズ(ノイズ除去)]技術により、自動でノイズをカットアウトすることができるので、最大で50%もの時間を節約することができます。
V-Rayの強力で高速なグローバルイルミネーションを使用することでフォトリアリスティックな部屋やインテリアを生成できます。
搭載されているライトを使用して、自然の光や照明を正確に表現できます。
環境に単一のハイダイナミックレンジイメージ(HDRI)を適用することでシーンの光を配置します。
どの時間帯や場所でも、光を現実的にシミュレートできます。
リアルな大気エフェクトで画像の深みが増します。
V-Rayは物理ベースレンダリング[PBR]をサポートする元祖レンダラーです。V-Rayのマテリアルはエネルギー保存の法則に基づき計算される為、現実世界の素材そっくりの振る舞いをします。ラメ等の多層のコーティングを持つ車の塗装や、人間の肌やプラスチック等の半透明質感、キューティクルまで再現する髪の毛のシェーダー等、あらゆる質感を本当にリアルに再現します。
人気のあるバーチャルリアリティヘッドセットのVR対応コンテンツをレンダリング可能になりました。
きれいで実物のようなマテリアルを作成できます。
500 以上のマテリアルから選択しドラッグ&ドロップするだけ。作業スピードが速くなります。
V-Rayのテクスチャマップやたくさん搭載されているビルトインの手続き型テクスチャを利用することで現実的でユニークなマテリアルを作成できます。
レンダリングを履歴を追跡し、V-Rayのフレームバッファでそのまま色や露出などを微調整します。
シーンを別々のパスとしてレンダリングすることで、画像を編集する際にさらにクリエイティブにコントロールできます。
V-Ray の新しいシンプルでスケール可能な分散レンダリングを使い最大パワーでレンダリングできます。
メモリーを効率化するプロキシーモデルを利用して草や木、車などの複雑なオブジェクトにディーテルをさらに加えることができます。
V-Ray Fur オブジェクトを使用して簡単に芝生やラグマット、ファー素材を作成できます。
V-Ray Clipperを使用して簡単にカットモデルをレンダリングできます。レンダリング時の効果なのでRhinoジオメトリには一切変更を加えません。
V-Ray for UnrealやRhino、Maya、3dsMax、Modo、CINEMA 4D、V-Rayスタンドアロンなど他のV-RayプラットホームでRhinoで作成したシーンデータ(質感、照明含む)を簡単に共有する事ができます。