V-Ray 6 for Cinema 4D, update 1

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あらゆるアイデアをより早く実現

V-Ray 6, アップデート1 では、強力で新しいクリエイティブツールが導入され、レンダリングがさらに高速化されます。

Chaos Scatter を使用し、わずか数回クリックするだけで、あらゆるシーンに何百万ものオブジェクトを最もメモリ効率の高い方法で追加できます。新しいライトのカスタム減衰オプションで表現力を高めましょう。新しいV-Rayではキャラクターの肌に適切なマイクロディテールのスペキュラーを簡単に生成します。CINEMA 4DのV-Rayでトゥーンスタイルのレンダリングが可能となります。最も複雑なシーンであっても、複数のオブジェクトやパーティクルシステムを簡単に管理できる様になりました。レンダリングを高速化し、さらに多くのデータを取得してシーンをデバッキングできます。他にも多数!

限界なしに創造を続けてください

このアップデートにはさらに多くのツールが含まれており、あらゆるアイデアを実現できるようになります。
Asset © Bruno Camara
V-Ray トゥーンマテリアル

よりイラスト調のビジュアル、あるいは手描き調のビジュアルを目指していますか? V-Ray Toonマテリアルを使用すると、アニメやイラスト調のシェーディング効果をすぐに作成できます。優れた柔軟性と細かいコントロールにより、目を引くレンダリングを簡単に作成できます。

Asset © Bruno Camara
V-Ray アウトライン

シーン内のオブジェクトにイラスト調(トゥーン)のアウトラインを簡単に追加します。 V-Ray Toonオブジェクトを作成し、このエフェクトを適用するジオメトリを選択するだけです。さまざまなアウトラインスタイルと色合いを持つ複数のトゥーンオブジェクトを追加して、さまざまなトゥーンスタイルを実現します。

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デカールの円柱投影

ボトル、瓶、カップ、缶、ロケット、タンク、消火栓などの円筒状の物体表面にフィットする様にステッカーやロゴを狙った場所に配置できます。数回クリックするだけで、デカールの投影をオブジェクトのカーブした曲面に合わせます。

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バンプの違和感なくデカールを貼り付け

オリジナルサーフェスとデカールのバンプをブレンドできます。実物そっくりのステッカー、ラベル、エンボスロゴ、レタリングなどを使用して、製品デザインを新しいレベルのリアリズムに引き上げる事ができます。または、ひびの入った壁、腐食した金属、またはその他のでこぼこした表面にスプレーやペイントなどの効果を簡単に作成できます。

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カスタムなライトの減衰

距離に応じて光の強度をコントロールできます。特にボリュームライトのコントロールに最適で、スポットライトやGodRayの長さと広がりを調整し、光の演出を適切にコントロールできます。

Asset © Mathien Aerni
光沢(Glossiness)へのバンプ

新しい Bump to Glossiness ノードは、適切な量の光沢(glossiness)を自動的に生成し、距離が離れると失われる法線マップのマイクロサーフェスのディテールを保持します。これは、キャラクターの肌や、距離を置いてレンダリングされた金属上の法線マップされたマイクロ・ディテール等で特に役立ちます。

ユーザーアトリビュート

シーン内の複数のオブジェクトとパーティクルシステムのデータを簡単に管理します。カスタム・ユーザーアトリビュートを使用すると、マテリアル、テクスチャ、その他のパラメータを一度に制御できます。

MoGraph カラーシェーダーのサポート

MoGraph カラーシェーダのネイティブサポートにより、MoGraphオブジェクトまたはパーティクルにランダムなカラーを割り当て、エフェクタを使用して基準に基づいてカラー化できるようになりました。

レンダリングを高速化

パフォーマンスの向上、レンダリングの高速化、さらに多くのデバッキングデータでシーンを最適化
© Sasa Cigelj
最初のピクセルまでの時間を短縮

スタティックメッシュとヘアージオメトリのコンパイル最適化により、最初のピクセルまでの平均時間が 2.5 倍、一部のシーンでは最大 7 倍速くなりました。

V-Ray プロファイリングはより詳細を報告します

レンダリングの前後に追跡される新しいイベントにより、シーンのエクスポート、ジオメトリのコンパイルなどの追跡など、シーンをさらに最適化することができます。新しい最大深度コントロールを使用して、プロファイラーレポートの詳細レベルを決定することもできます。プロファイラは、どのブラウザでも読み取れる HTML 形式でレポートを生成するようになりました。

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NVIDIA AI Denoiser アップスケール

解像度 4分の1 でレンダリングできるようにし、レンダリング時間を大幅に高速化することを約束する NVIDIA の新しい AI Denoiser を試してみてください。

ワークフローの合理化

よりスマートな設定で、貴重な時間を節約しよりクリエイティブな作業に集中しましょう。
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ビューポートでインタラクティブなレンダリング

新しいビューポートインタラクティブレンダリング機能を使用すると、Cinema 4D のビューポート内でレンダリングとシーン調整を同時に行うことができ、時間を節約できます。

レジュームレンダリング

不意のパソコンの不良や停止でレンダリングを最初からやり直す必要があることは忘れてください。中断したところから正確にレンダリングを続行できるようになりました。

VFBでさらに多くの仕事をこなす事ができます

レンダリングが終了した後のポスト処理がさらに強化されました
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VFBのポストエフェクトをマスキング

VFBのレンズエフェクトで、Cryptomatteまたはその他のマスクを使用してマスキングする事ができます。シャープ&ブラーレイヤーとマスクを組み合わせて、どのオブジェクトを鮮明にするかぼかすかをコントロールできます。デノイザーレイヤーでもマスクを使用してデノイズから除外するオブジェクトを選択できます。

テスト解像度

出力設定はそのままで、プレビューを低解像度でレンダリングし時間を節約できます。 V-Ray フレームバッファ内のこの新しいテスト解像度オプションを使用すると、テストレンダリング用の解像度をダウンスケールする割合を簡単に設定できます。

GPUレンダリングをパワーアップ

V-Ray GPU はメモリ効率を向上させ、より詳細なコントロールを可能にする新しいツールを追加しました
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© Vedat Afuz
圧縮テクスチャーモード

V-Ray GPU を使用して、よりメモリ効率の高い方法でテクスチャの多いシーンをレンダリングします。この新しいモードを使用すると、GPUメモリの平均 50% が節約されます。シェーディングの品質を犠牲にすることなく、信じられないレベルのディテールを追加できます。

V-Ray Clipper でメッシュモードをサポート

任意のメッシュオブジェクトを使用して、複雑な断面図やセクショニングをレンダリングできます。数回クリックするだけで、クリッパーをアニメーション化し、ブーリアン・モデリングで作成するには多大な時間がかかる複雑なカット効果を実現する事ができます。

その他

強化されたChaos Cosmos統合

Chaos Cosmos ライブラリで利用可能な Enmesh および Decal プリセット、およびプロシージャルマテリアルをCINEMA 4Dでも利用できます。さらに、V-Ray は、新しいシーンがロードされた際に不足しているChaos Cosmosアセットを検出し、自動的にダウンロードするようになりました。アセットがすでにマシンにダウンロードされている場合は、アセットを見つけて再リンクします。

プロシージャルクラウドの改良

プロシージャルクラウドは、シード、密度、飛行機雲の追加に関するいくつかの新しいオプションを使用して調整できるようになりました。



完全な創造性の自由を手に入れてください

追加のメモリコストなしで、クローズ アップ ショット用の複雑なジオメトリックディテールを作成、表面にステッカーやクラックなどを簡単に追加、数回クリックするだけで環境にぴったりの雲のある空を作成、パーティクルと虹色の表面をすばやく簡単にシェーディング、思った通りのIBL合成など多数の新機能があります。

世界を創造

新しいツールを使用して想像できるあらゆるものを作成し、制限無しに複雑な世界を構築できます。
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V-Ray Enmesh

Enmeshを使用すると、ジオメトリをまるでテクスチャのように扱う事ができます。考え方としてサーフェス上でテクスチャ画像をタイリングすのではなく、3Dジオメトリをタイリングします。Enmeshは、柵や布地などのパターンを作成するのに理想的であり、手作業によるコピーやディスプレイスメントマップよりもはるかに少ないメモリで複雑なジオメトリを作成できます。

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プロシージャルな「雲」

V-Rayの新しい手続き型クラウドシステムを使用すると、数回クリックするだけでリアルな「雲のある空」を作成できます。

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パーティクルのネイティブレンダリングサポート

サイズ、速度、色など、さまざまな条件に基づいてパーティクルを高速にネイティブレンダリングします。水しぶきや泡から泡や火花まで、さまざまな効果を実現します。

ワークフローを合理化

クリエイティブな作業により時間を掛けましょう
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ACEScg サポート

業界標準の ACEScg を選択してレンダリングし、テクスチャ、分光、太陽と空、および光温度の色の自動色空間調整を行います。

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新しいドーム環境マップ

V-Rayドームライトの新しくより柔軟な地上プロジェクション機能を使用して、HDRI環境でのカメラワークが想像通りに機能します。

IPRでライトキャッシュ

インタラクティブ・レンダリング(IPR)でライトキャッシュ GI を使用できるようになり、インタラクティブレンダリングとプロダクション レンダリングの結果が同一になりました。

レンダリングの高速化

V-Ray Environment Fogは、以前よりもさらに高速にレンダリングされるようになりました。 V-Rayマテリアルの新しいイルミネーションモードにより、半透明マテリアルのレンダリングも高速化されています。

シェーディングのパワーアップ

シェーディングを高速化し、さらに物理的に正確なマテリアルを作成します。
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V-Rayマテリアルのエネルギー保存法則がより正確に

V-Ray Materialのエネルギー保存アルゴリズムが見直され、これまで以上に正確な表面の荒い金属反射(スペキュラー表現)をレンダリングできます。

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薄膜レイヤー(Thin Film)

V-Rayマテリアルの新しい"Thin Film"オプションを使用して、リアルなシャボン玉や油膜などを作成します。

その他の新機能

VFBでパノラマビュー

V-Rayフレームバッファー上で、レンダリング中に球面パノラマレンダリングを360度プレビューできます。

VFBのコンポジションガイドレイヤー

別のアプリケーションを使用せずに、合成を微調整できます。VFBの新しいコンポジションガイドレイヤーを使用して、カスタマイズ可能なオーバーレイガイドを表示して、画像のコンポジションを簡単に実験および強化できます。

新しいVFBインタラクティブレンダリングオプション

IPR中に VFB上から、CINEMA 4Dシーンオブジェクトの選択、マテリアルの選択、被写界深度フォーカス地点のピッキングが行なえます。

FAQ

よくある質問と回答へ

製品情報

製品名
  • V-Ray for Cinema4D
  • V-Ray 6 RenderNode
納期
  • 発注後1-3営業日 (弊社直販の場合)
  • ※入金・お客様必要情報確認後の発注となります
納品物 発売元の都合によりパッケージは存在しません。プログラムはダウンロードによる納品となります
サポート
  • 日本語によるライセンスサポート、Chaos直接の英語サポート(英語ドキュメント)は無償提供です。
  • 日本語による技術サポート、日本語オンラインマニュアルは別途有償です。サポート付きパッケージをご購入ください。
全てのサポートはEmailにて対応となります。お電話での相談はお受けしておりません。予めご了承の程お願い申し上げます。
ライセンス形態
  • V-Ray Solo プランに関してはノードロック形式で提供されます。ライセンスを移動するにはサポートに連絡いただく必要があります。
  • V-Ray Premium、 V-Ray Enterpriseプランでは、フローティングライセンスを標準提供、ライセンスサーバーはインターネット接続によるオンラインでライセンスを取得します。
ライセンスポリシーについて(要点抜粋) Chaos Software製品のライセンスは登録された個人または法人に所属する方のみが利用できます。
  • 個人登録:登録された個人1名のみが利用可能。(登録者本人以外は利用できません。【家族/友人なども不可】)
  • 法人登録:登録された法人に在籍する方であればどなたでも利用可能。(グループ企業や親会社/子会社は別法人となりますのでご利用いただけません。)
なお、Chaos Softwareはライセンスの譲渡を認めていません。
V-Ray for Cinema4D 動作環境 V-Ray for Cinema4Dの動作はCinema4D本体の動作環境に準じます。[CINEMA 4D本体の動作環境はMAXON社のWEBサイトを参照ください]
  • CPU: Intel 64bit 互換プロセッサ (SSE4.2サポート必須) Apple ARM CPU (M1)
  • RAM: 8GB 以上、64GB以上を推奨
  • Cinema4D: R21-R25 / S22, S24, S26 / Cinema 4D 2023
  • Windows: 10 / 11
  • Mac OS: 10.14 以降

V-Ray GPU CUDA, RTX はWindowsでのみ動作します。Mac OSでは動作しません。

Windowsで V-Ray GPU CUDAを使用するには以下のGPUカードが必要です:
Maxwell-, Pascal-, Volta-, Turing 以降の世代のNVIDIA GeforceもしくはQuadroカード

RTXアクセラレーションを使用するには、NVIDIA社のRTXサポートGPUが必要です。

Intel Open Imageデノイザーは現在M1チップでサポートされていません。対応するまでIntel Open Imageデノイザーを使用したい人はx86_x64ビルド(Rosettaエミュレーション)を使用する必要があります。

ライセンスサーバー Chaos License Server 6.0以上
  • Windows: 8.1 / 10 / 11 64bit
  • Mac OS X: 10.7以降
  • Linax: CentOS 6/Debian 8/Fedora 17/openSUSE 13.0/Ubuntu 14.4
  • CPU: Intel 64bit 互換プロセッサ (SSE4.2サポート必須)
  • RAM: 256MB 推奨512MB
  • HDD: 40MBの空き容量 推奨200MB
  • TCP/IP: IPv4のみサポート
  • インターネットへの接続必須
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