Chaos Group

 
dummy box
V-Ray 3.0 for 3ds Maxの主な機能
レンダリング
プログレッシブ・レンダリング
プロダクションレンダラーでプログレッシブ・レンダリングをサポートしました。累進的にレンダリングが更新されるタイプのレンダリング手法で、このモードではシンプルに時間でレンダリング品質が決まります。シーン全体の様子を非常に短時間で把握できるので、シーン設定の試行錯誤にも便利に利用できます。
V-Ray RTのレンダリングと似ていますが、プロダクションレンダラーで行うのでV-Ray RTのような制限を受けません。通常のシェーダー・ライト、GIアルゴリズム、ボリューム効果など全て利用できます。ディストリビュートレンダリングもサポートしています。
レンダーマスク
選択したオブジェクトもしくはマスク画像を使って、任意のピクセルだけ再レンダリングする事ができます。マスクされた部分は一切計算されないので、画像の一部だけを更新したい場合に無駄な計算を省略する事ができます。
HDRアーティファクトを軽減
アルゴリズム上避けられない"白いドット"を軽減する"Max Ray Intensity"パラメーターを追加。セカンダリRay単位で極端な明るさを切り取る事により、非常に明るい照明からのホワイトノイズを軽減します。特にIBLやフィジカルスカイとぼかした反射を使ったレンダリング時に効果を発揮します。
ヘアー&ファーの劇的な高速化
V-Ray 3.0 では旧バージョンと比較してヘアー&ファーの計算速度を劇的に改善しました。(シーンに依存しますが最大で15倍)
さらに視点依存の細分化をサポートし、効率良くスムーズなヘアーをレンダリングします。
反射/屈折のトレースセット
オブジェクト単位に反射/屈折に影響するオブジェクトを指定できる「トレースセット」機能
OpenEXR 2.0
OpenEXR 2.0 / Deep データの出力をサポート
V-Ray RT GPUの改良
V-Ray RT GPUにおけるレンダーエレメントの出力をサポート。
V-Ray RT CPUにて FastSSS2、VRaySkinMtl、VRayDirt (アンビエントオクルージョン)をサポート
V-Ray RT にてiToo Software社のForest PackおよびRailCloneをサポート
ディストリビュートレンダリングの改良
ディストリビュートレンダリングにて親機のレンダリングを除外する事が可能に。また使用しているテクスチャー等をまとめて子機にも分配コピーする機能を追加。テクスチャーの参照失敗を防ぐ事ができます。
レンダーパス
合成用のレンダーエレメント(要素別レンダリング)のサポート(Diffuse、反射、GI、AO、UV、Normalなど多数)
ディストリビュートレンダリング
1フレームの画像を複数台のPCを使って分割レンダリングする事ができます。単純にPCを増やす事でレンダリングを高速化できます。
双方向パスレーシング(BPT)
V-Ray には実験的に双方向パストレエンジンが提供されています。プログレッシブタイプのレンダリングで、正確なコースティクスの表現が可能です。
異なるアンチエイリアスエンジン
用途に合わせて3種の異なるイメージサンプル(アンチエイリアス)方式を提供します。(Fixed、Adaptive DMC, Progressive)
ライティング
確率的なライトサンプル
大量のライトを配置した場合に計算を効率化する「確率的なライトサンプル(Probabalistic Light Sampling)」機能を追加。大量のエリアライトも怖くありません!
目的に合わせたGIソリューション
用途に合わせて3種類のグローバルイルミネーション方式を提供します。(ブルートフォース[総当り]、イラディアンスマップ近似、ライトキャッシュ近似)
物理的な照明
IESライトや面光源(テクスチャーマップサポート)、色温度(ブラックボディ)によるライトカラーなど、現実的な照明でライティングシミュレーションが可能です。
はっきりとしたIBL照明
HDR環境マップからボケないダイレクト照明を生成するドームライト。HDRIを使ったイメージベースライティングでシャープな影と照明を生成します。
シェーディング
VRmat
クロスプラットホームでV-Rayマテリアルを共有できる「VRMats」フォーマットのサポート。例えば 3dsMaxで作成したマテリアルをVRmatで書き出しV-Ray 3.0 for MayaやV-Ray 2.0 for Rhinoで読み込んで使う事ができます。(もちろんその逆も可)
SSSの新しいサンプリング手法
オブジェクト表面上に作成したポイントクラウドからSSSイルミネーションを近似するモードを追加。これまでの視点依存型近似方法と比較してアニメーション時のフリッカーが抑えられます。さらに、まじめにレイトレースでSSS照明をサンプルするレイトレーシングモードを追加し、必要であればより正確なSSS照明ディテールを追求できます。VRayFastSSS2およびVRaySkinMtlの両方で使用できます。
新しいスキンシェーダー
アーティストがコントロールしやすい3レイヤータイプのSSSシェーダー「VRaySkinMtl」を追加しました。アーティストはより簡単に求める皮膚の質感を作る事ができます。
OSL

Sony Pictures Imageworks の OSL (Open Shading Language)をサポート。カスタムシェーダーをより簡単に作成する事ができます。
マテリアルレイヤーのサポート
マテリアルを重ねて複雑なマテリアルを作成する事ができます。
カーペイントマテリアル
下地、フレーク、トップコートの3層からなるカーペイントマテリアルを提供。とても簡単にラメ入り塗装を表現できます。
VRayDistanceTex
オブジェクト表面からの距離でシェーディングに影響を与えるシェーダーです。非常に多目的に使えるシェーダーで、オブジェクトの形状に合わせてオブジェクトを凹ませ(ディスプレイスメント)たり、オブジェクトの範囲にだけFur(芝生)を生成する等さまざまな場面で活躍します。
VRayMultiSubTex
このテクスチャーを使えば、1つのマテリアルで異なるオブジェクトに異なるテクスチャーを適用する事ができます。マテリアル管理が非常に簡単になります。
Ptexサポート

Walt Disney Animation Studios®のPtexの適用をサポート。UVを使わないテクスチャーマッピング・ワークフローをサポートします。
ジオメトリー
VRayClipper
カットモデルを簡単に作成できます。(レンダリング時のブーリアン)
V-RayMetaBall
V-Rayメタボールはメッシュではなく陰関数曲面(implicit surfaces)として直接レンダリングされます。ポリゴンを使わないのでメモリを殆ど消費せず解像度もフリーです。流体パーティクルと組合せて使用すると非常に効果的です。
ワークフロー
クイック設定ユーティリティ
品質 vs 時間でV-Rayのレンダリング設定を自動で最適に設定するクイック設定ユーティリティを追加しました。
さらに機能向上したV-Rayフレームバッファ
VRayVFBに数字キーでのヒストリー呼び出しショートカット。コントラスト, HSL, カラーバランスの3つのカラー調整機能が追加されました。またLUTs (.cube), ICC Profiles (.icc), OpenColorIO (.ocio) のカラーマネージメント表示にも対応。V-Ray 3.0 デフォルトはリニアワークフローで表示されるようにセットされており、アーティストはプロダクションのカラーマネージメントに基づいた正確なカラーでレンダリングを確認・出力する事ができます。
すっきりしたインターフェース
V-Ray 3.0ではレベル(通常、中級者、エキスパート)に合わせてパラメーターの表示を切り替える事ができます。初期設定の"通常"モードでは良く使うパラメーターだけを表示し、試行錯誤しやすく設計されています。
簡単レンダリング設定ツール
品質 vs 時間でV-Rayのパラメーターを自動で最適に設定するクイック設定ユーティリティを提供。
レンズエフェクト (Glare / Bloom )
VRayだけでグレアやフレアなど、リアルなレンズ効果を加える事ができます。(ポストエフェクト)
ICC,LUT,OCIO カラーマネージメントをサポート

ICC,LUT,OCIO マネージメント下でのリニアワークフローをサポート。特に注目される OpenColorIO プロファイルをいち早くサポートしています。
Alembic経由でヘアーのレンダリング
Alembicフォーマットのメッシュ(Triangle)、ヘアー(Curve)、パーティクル(Point)をサポート。これにより3dsMax以外で作成したヘアーのモデリング、アニメーションを3dsMaxに持ち込んでレンダリングする事ができます。
その他追加された機能
3dsMaxのオブジェクトプロパティ >> ユーザー定義に記述した任意のパラメーターを使って、カラーおよびスカラー値を定義できる VRayUserColor, VRayUserScalarテクスチャーを追加。大量のオブジェクトのマテリアル管理がとても楽になる非常に便利な機能です。

VRayHDRIにてタイルテクスチャー(Mari <UDIM>, Mudbox <UVTILE>, ZBrush Mutimap Expoter)の読み込みをサポート。

VRayHDRIにドームタイプの環境マップ投影を追加

Ptexを使用したオブジェクト空間ベクターディスプレイスメントをサポート