ここにSIGGRAPH 2010イベントレポートを掲載します。イベントの様子を少しでも感じていただけると幸いです。
ChaosGroup社のブースは非常に熱気に溢れており、多くのお客様に立ち止まっていただけました。新商品や、最新のV_Rayを紹介できたり非常に充実した3日間でした。
ChaosGroupでは、CGschoolと共同でブースプレゼンテーションと有償のV-Rayトレーニングを行いました。
また、Oliver Heijmans氏(シニア照明担当/R&D from Mr. X - カナダ), Kevin Margo氏(CGスーパーバイザー/Blur Studio), Chris Nichols氏(デジタルドメイン), Brian Smith氏(3DATS)をお招きし、VFX、建築、自動車映像プロダクションでの実際のV-Rayワークフローに関してデモを行っていただきました。
展示会最終日の7月29日に行われたChaosGroupユーザーイベントでは160人以上の参加があり大盛況でした。
ユーザーイベントでは以下の発表が行われました:
Phoenix FD = ChaosGroup社の新製品です。炎、煙、液体等の流体をリアルにシミュレーションする 3ds Max用のプラグインシステムです。2010年8月9日発売開始で、発売から1ヶ月間スペシャルプロモーションを行います。
こちらで
Torgeir Holm氏(vray.info)Phoenix FDのレビューをご覧いただく事ができます。
V-Ray RT for Maya = V-Ray RTのMaya版です。現在開発中でまもなくクローズドベータが開始されます。
V-Ray RT on CPU/GPU = GPUを使って非常に高速なレンダリングフィードバックを提供する製品です。V-Rayの設定に基づいた高品位なイメージを高速に生成するので、プレビューはもちろん最終レンダリングにも利用できるでしょう。
V-Ray 2.0 = 次期メジャーバージョンのV-Rayです。絶賛開発中ですが、既にいくつかユーザーからリクエストがあった機能を実装しており、それらをプレビューしました。
PDPlayer = プロフェッショナル向けのシーケンスプレイヤー。リアルタイムの合成とカラー調整も提供します。
以下にユーザーイベントプレゼンテーションの幾つかスクリーンショットを掲載します。
V-Ray 2.0は、正確な光の波長に基づいたレイトレーシングをサポートしており、波長分散効果をシミュレーションする事ができます。
V-Ray 2.0の"Shade map"は、モーションブラーや被写界深度(DOF)を持った立体視レンダリングの計算を高速化します。
(この機能は視点依存だそうです。)
V-Ray 2.0の"VRayDistanceTex"テクスチャーマップは、オブジェクトの表面からの距離に応じて様々な効果を適用できます。この画像ではディスプレイスメントに"VRayDistanceTex"テクスチャーマップを適用し、オブジェクトの周辺が凹むように設定しています。
図ではV-Ray 2.0の"VRayDistanceTex"テクスチャーマップをVRayFurの長さマップに適用して、オブジェクト周辺の芝生の長さをコントロールしています。
V-Ray 2.0の "VRayLensEffects"レンダー効果のサンプル。VRayカメラのシャッターブレード数等に応じた正確なブルームやグレア効果を演出します。
Maya のIPRレンダーとして動作する V-Ray RT for Maya
V-Ray RT for Maya を使ってレイトレーシングの結果を見ながらインタラクティブにマテリアルの調整を行えます。
V-Ray RT GPU を使った複雑なインテリアシーンのレンダリング (IESライトやエリアライトを含んでいます)
V-Ray RT GPUのデモ。一台の Geforce 480 だけでも、V-Ray RT CPUレンダリング時の数倍の早さを得る事ができます。(このデモマシンでは10倍)
Phoenix FDによる簡単な炎のシミュレーション。最終レンダリングに近いプレビュー表示を3dsMaxビューポート内に表示します。
Phoenix FDのチャンネルに基づいてパーティクルフロを動かす事ができます。
Phoenix FDテクスチャ・マップを使用してフルイドの速度(Velocity)を表示している所
ユーザーミーティングのプレゼンの様子を撮影した映像を
cgarchitect で見る事ができます >>
来年のSIGGRAPHでまたあえる事を楽しみにしています!
ChaosGroup一同